大会長あいさつ

第105回日本医学物理学会学術大会は、日本医学放射線学会(JRS)、日本放射線技術学会(JSRT)との合同学術大会(JRC2013)として、平成25年4月11日(木)~14日(日)の4日間にわたってパシフィコ横浜会議センターにおいて開催されます。

大会のメインテーマは、「Creation,Innovation,Globalization」です。放射線医療の今後の発展において、ますます重要性を増すと予想されるこれらの3つのキーワードは本大会を特徴づけるものです。

本大会では、JRSおよびJSRTとの合同企画によるシンポジウム、国内外からの著名な研究者による特別講演および教育講演、医学物理教育に関する国際シンポジウム、ならびに医学物理における最先端の研究発表が予定されています。研究発表は、疾病予防、診断、治療に関わる医学物理の広範な分野のすべてにわたっております。

これらのシンポジウム、特別講演、教育講演、一般講演を合わせて200以上の発表がおこなわれ、そのうちの60以上は英語によって発表が行われる予定です。また、アメリカ合衆国、韓国、ベトナム、タイ、バングラデシュから計11名の研究者、学生をお招きしました。本大会が、これらの諸国間との間の学問的交流を構築する出発点となり、医学物理の共同研究、さらに異文化交流を通して真の友好関係の発展につながっていくことを期待しています。

大会と同時に開催される国際医用画像総合展(ITEM)においては、140以上の企業による最新の放射線医療機器展示がおこなわれます。また、大会2日目には会場において懇親会が予定されています。
多くの皆様に本大会へ参加いただき、大会が実り多いものとなることを心より願っております。

第105回日本医学物理学学術大会 大会長 豊福不可依